井戸改修工事

 井戸を長年使用していると、完成時に比べて徐々に揚水量が低下したり、水質に変化が見られたりします。これは、地下水に溶け込んだ物質が、井戸内に付着したり、取水部(ストレーナー)で目詰まりを起こしたりすることによって見られる現象です。改修工事は、いわゆる井戸内の清掃を行うことで、改修工事を定期的に行うことにより、井戸能力を完成時と近い状態に保つことを目的とします。

 

揚水試験
 ケーシング挿入後、井戸の能力を確認するために、ポンプで地下水をくみ上げる「揚水試験」を行います。簡易的に井戸能力テストを行う「予備揚水試験」、段階的に汲み上げ量を増やし限界能力を確かめる「段階揚水試験」、段階揚水試験によって適正と判断された水量を一定期間汲み上げ続ける「一定量(連続)揚水試験」があります。


2017年02月21日